先週の振り返りと今週のイベントカレンダー[1/13(月)~1/17(金)]
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先週の振り返り(1/6~1/10)
• 日経平均株価:米国の好調な経済指標を受けて円が対ドルで下落し、日経平均株価は一時的に上昇。しかし、週末には調整が見られました。
• 米国 12月雇用統計:12月の米国雇用統計が市場予想を上回り、非農業部門の雇用者数増加が確認され、失業率も低下。市場には楽観的な雰囲気が広がりました。
今週の注目キーワード(1/13~1/17)
• 米国 12月消費者物価指数(CPI):1月15日(水)に発表予定。インフレ動向を示す重要な指標で、特にコアCPIの高止まりが予想されます。これにより、FRBの金融政策に対する市場の期待が再燃する可能性があります。
• 米国 12月卸売物価指数(PPI):1月14日(火)に発表予定。生産者レベルでの価格動向を示し、インフレ圧力の先行指標となるため、特に注目されます。
• 米国 12月小売売上高:1月16日(木)に発表予定。米国消費者の購買意欲を示す指標で、年末商戦の結果が反映されるため、米国経済の堅調さを確認する材料として注目されます。
• 中国 12月貿易収支:1月13日(月)に発表予定。中国の輸出入動向を把握する重要な指標であり、特に米中貿易関係の影響を注視する必要があります。
★重要経済指標カレンダー★
今週は、米国の消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)が発表され、インフレ動向に対する市場の反応が注目されます。特に、コアCPIの高止まりが確認されれば、利上げ継続の思惑が強まり、ドルの動きに影響を与える可能性があります。加えて、小売売上高の発表もあり、米国経済の消費者動向が堅調であれば、米経済の強さが再確認されるでしょう。さらに、中国の貿易収支も、市場心理や世界経済に大きな影響を与える要因として注視されています。