先週の振り返りと今週のイベントカレンダー[1/6(月)~1/10(金)]
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先週の振り返り(12月29日~1月3日)
- 米ドル/円(USD/JPY): 年末年始の低流動性の中、ドル全面高でスタート。1月3日に発表された米ISM製造業景況指数が市場の注目を集める中、ドルは堅調推移。
- ユーロ/円(EUR/JPY): ユーロ安が進行し、2022年11月以来の安値水準を記録。トランプ関税再燃やECBの利下げ観測がユーロを圧迫。
- ポンド/円(GBP/JPY): 年始は取引が閑散とし、ポンド相場の動きは限定的。市場は大きな材料待ちの様子。
今週の注目キーワード(1月6日~1月10日)
- 米雇用統計(1月10日発表予定)
12月の非農業部門雇用者数が焦点。失業率や平均時給の結果次第でドル相場の変動が予想される。 - 中国12月CPI(1月9日発表予定)
中国経済の回復動向を示す重要な指標。結果が豪ドルやリスク資産に影響を与える可能性。 - ECB理事会議事要旨(1月9日公表予定)
ユーロ圏の金融政策の方向性を探る材料。追加緩和の示唆があればユーロ売り材料となる可能性。
★重要経済指標カレンダー★
今週は年始の本格稼働週となり、重要経済指標が集中します。特に米雇用統計は市場の注目が高く、結果次第でドルが大きく動く可能性があります。また、ECB議事要旨での金融政策見通しや中国CPIの結果から、インフレ動向や世界経済の先行きに対するヒントが得られるでしょう。休暇明けで流動性が戻る一方で、指標結果による短期的な値動きには注意が必要です。