先週の振り返りと今週のイベントカレンダー[12/23(月)~12/27(金)]
先週の振り返り(12月16日~12月20日)
- 米ドル/円(USD/JPY): 週初にかけて円安が進行し、一時157円台後半まで上昇しましたが、週末にかけては米国の11月コアPCE(個人消費支出)価格指数が予想を下回ったことや、米長期金利の低下を受けてドル売りが優勢となり、156円前半で取引を終えました。
- ユーロ/円(EUR/JPY): 欧州の経済指標の悪化やドイツの政局リスクが意識される中、ユーロは下げ渋る展開となりました。
- ポンド/円(GBP/JPY): 英国の消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り、利上げ期待が再燃しましたが、英中銀の金利据え置き決定により、ポンドの上昇は限定的でした。
今週の注目キーワード(12月23日~12月30日)
- 年末商戦の経済影響
クリスマス商戦の小売売上高データが発表予定であり、消費動向が経済成長見通しに直結するため注目されます。 - クリスマス休暇(25日)
欧米市場が休場となることで流動性が低下し、薄商いにより相場が急変動するリスクがあります。 - 年末ポジション調整
投資家によるポジション整理が進む時期であり、予期せぬ価格変動が起こりやすいため注意が必要です。
★重要イベントカレンダー★
今週はクリスマス休暇と年末要因で市場の流動性が低下することが予想されます。特に、年末商戦に関する経済指標は、市場参加者の注目を集め、結果次第で相場が動意づく可能性があります。閑散相場の中、急な値動きに備えた慎重な取引が求められる一週間となるでしょう。