先週の振り返りと今週のイベントカレンダー[12/30(月)~1/3(金)]
先週の振り返り（12月23日～12月27日）
- 米ドル/円（USD/JPY）: クリスマス休暇による市場流動性の低下の中、ドル円は157円台前半で底堅く推移。日米金利差縮小観測の後退が円安継続を後押し。
- ユーロ/円（EUR/JPY）: 欧州の低成長と政治的混乱がユーロの上値を抑制。クリスマス休場により取引は閑散とした動き。
- ポンド/円（GBP/JPY）: 英国市場が休暇ムードとなり、ポンド相場の値動きは限定的。
今週の注目キーワード（12月29日～1月3日）
- 年末年始の流動性低下
市場参加者の減少により流動性が大幅に低下。予期せぬ急変動リスクが高まるため注意が必要。 - 中国PMI（12月31日発表予定）
中国経済の回復状況を測る指標として注目。結果次第でリスク資産や豪ドルなどに影響が及ぶ可能性。 - 米国ISM製造業景況指数（1月4日発表予定）
米国経済の先行きを占う重要な指標。結果によってドル相場が動意づく可能性が高い。
★重要イベントカレンダー★
年末年始の市場は流動性が低下しやすく、為替相場において予期せぬ急変動が発生するリスクが高まります。特に、中国PMIや米ISM製造業景況指数の結果が短期的な材料となるため、これらの発表を控えたポジション調整には慎重さが求められるでしょう。
